オックスフォード便り #03

ロータリー財団グローバル補助金の奨学生としてお世話になっております相沢育哉です。
留学先のオックスフォードも寒さが厳しくなり、雪もたまにちらつく程になりました。

昨年は様々な場面で大変にお世話になりました。特に、ホストクラブ探し、TRFとのやりとり等を通して、ロータリアンの方々が自分の留学を支えて下さっているお陰で、今回の留学は実現できているということを節々に感じる一年でした。
今年も勉学に励み、元気な様子を報告をさせていただきたく思います。
どうぞご今年も指導の程宜しくお願い致します。

簡単な報告ですが、以下に昨年12月中旬から始まった冬季休暇+新学期の様子を記させていただきます。

2015年12月、クリスマスや長期休暇の時期に入りました。私の留学先のオックスフォード大学では12月の冬季長期休暇には学部の学生は皆、その期間は一時退寮し、実家に一時期帰ります。修士課程の学生は特別な申請を経ることで、長期休暇中でも寮には滞在をすることができます。オックスフォード大学は3学期制を用いていますが、各学期が大変に短いのが特徴的です。例えば、英国内の大学、ロンドンやエジンバラ大学は各学期が11週間程度ですが、オックスフォード、ケンブリッジは8週間で各学期が終わります。短期集中型の学期制度に則って勉強する学生にとっての利点は、非常に高い住居費が最小限に抑えられること、各学期中は最終評価に直接繋がる試験が課されないために講義やチュートリアルの予習復習に集中できることが挙げられます。しかし、その反面、試験や課題レポートの提出期限は毎学期の第1週に設定されるために、学生は休暇中、真面目に休暇前の学期の復習をすることが求められます。イギリス英語では休みのことは「holiday」と言われますが(アメリカ英語「vacation」と比較して)、オックスフォードでは単なる「holiday」というニュアンスを込めたくない意図があり長期休暇は「vacation」と学内の人々から言及されています。

また、英国は一年の様々な行事の中でも特にクリスマスを重要視する国です。大学内ではキャロルサービスやクリスマスを祝う行事が12月中には目地通りでした。この時期に限っては、学生は家族や友人をクリスマスの行事に同伴することも可能で、家族や友人でクリスマスを盛大に祝うお国柄がそういった場面からも伺うことができました。冬季休暇は12月中旬に開始しましたが、その間は図書館も、大学内施設も全て、閉まってしまいます。図書館は大学施設の様々な場所に数え切れない程ありますが、日曜は閉館していたり、長期休暇中は営業時間が不規則だったり、一切アクセス出来なかったりするので、その点は不便に感じることも少なくありません。

また、1月に入り、1090地区、ビスター(Bicester)ロータリークラブのTimothy Hibbert (Tim)さんにお時間を作っていただき、会っていただくことができました。Timさんはイングランド北部のニューカッスル(Newcastle)のご出身で大学で教鞭を執っていらっしゃったこともあります。現在は、Timさんはビスター(Bicester)ロータリークラブにて地区奨学金委員代表の役職に就かれています。当日は、Timさんからは1090地区でどのような活動をしているのか説明を受けました。また、同時期にオックスフォード大学に留学をしている他のフェローの学生達も紹介していただきました。ロンドンの地区には全員でロータリー奨学生が7人しか在籍していないにもかかわらず、オックスフォード大学のある1090地区には全員で16人のロータリー奨学生が現在いるとのことです。また、より一層留学が充実したものになるようにと、Timさんの大きな手で温かい握手もしていただき、多くの激励のお言葉をいただきました。

日本も寒い日々が続いていると思いますが、どうぞお体ご自愛ください。
また、英国から報告をさせていただきます。今のところは体調も崩さずに毎日元気に勉学に励んでおります。

添付写真はTimさんと一緒に撮影したもの+オックスフォードの街並みの写真です。

 

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